2013年5月29日水曜日

遊就館

遊就館にいってみた。

建物は美しく、展示は充実しており、
展示する側のモチベーションの高さを感じた。

解説は、どうかと思うところも多かったが、
特殊な状況のなかで、少なからぬ数の人々が、
何を考え、どのような気持ちでいたか、
ということの一面を表現しているとは思った。

どんな愚行のなかでも連帯感は生まれて、
多くの人はその中に生きる。
どんな情勢のなかにも各人の思いがあるし、
どんな死者であっても悼まれねばならない。

ただ、デリケートな問題を扱っている所としては、
他の見方もあることへの遠慮に欠けていると思った。
というか、展示してる側に、
デリケートな問題という認識があるかじたい怪しいと感じた。

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