MacをUSキーボードで使いたい。
でも [かな]と[英数]の切替は日本語キーボードと同じようにしたい。
Macでもエディタだけ秀丸を使いたいからParallelsでWindowsを入れている。
これまでは「窓使いの憂鬱」で、Windows側のキーをリマップして、上記を実現していた。でも窓使いの憂鬱はサポート終了だし、変な使い方をしてるせいか、ときどき動作が不安定になっていた。そして今回、OSとParallelsを更新したらうまくいかなくなった。原因不明。日本語入力が不安定なのは結構なストレス。
「秀丸使いたかったらWindowsマシン使え」「かなキー使いたかったら日本語キーボードにしとけ」というのは、非常にもっともなご意見。でも、モノが増えるのはイヤだし、USキーボードはスッキリしてるから好きなのだ。どうにかなったので、メモ。似たような環境の方の参考になれば幸いです。
MacOS, Windowsは他のバージョンでもOKと思う。
(※追記(2014/3):Windows 8 でも同じようにできました。)
仮想マシンは、Parallels以外に、VMWareでもOKのはず。
IMEはGoogleでなくてもたぶん同様の設定ができる。
メニューバーから[Preference]を選択し、設定画面を開く。
[Change Key]タブの [For Japanese]→[左右のコマンドキーを「英数/かな」としても使う] →[コマンドキーの動作を優先モード]にチェックを入れる。
これで以下のようになる。この時点で私はとても感動しました。ありがとうKarabiner。
ところが、どういうわけか、うまくいかない。Windows上で英語キーボードを使っていることになっているので、[無変換][かな]キーは存在しないことにされているのかもしれない。そこで、Parallelsを利用しているときだけ、Windowsであまり使わなさそうなキーの組み合わせに、IMEのON/OFFを割り当てることにする。
マニュアルはこちら(英文)。
(1)と同様にメニューバーから[Preference]を選択して設定画面を開き、
[Misc&Uninstall]タブにあるボタンからprivate.xmlを開く。
(このボタンが無い場合は、KeyRemap4MacBookを最新版に更新)
private.xmlを開き、<root>と</root>の間に、以下を記入する。
でも [かな]と[英数]の切替は日本語キーボードと同じようにしたい。
Macでもエディタだけ秀丸を使いたいからParallelsでWindowsを入れている。
MacとWindowsでキー操作が違うとツラいから、
Mac上のWindowsでも、[かな/英数]を左右のコマンドキーに割り当てたい。
「秀丸使いたかったらWindowsマシン使え」「かなキー使いたかったら日本語キーボードにしとけ」というのは、非常にもっともなご意見。でも、モノが増えるのはイヤだし、USキーボードはスッキリしてるから好きなのだ。どうにかなったので、メモ。似たような環境の方の参考になれば幸いです。
環境
- PC:MacBook Air USキー
- 本体OS:MacOS 10.9 Mavericks
- 仮想マシン:Parallels 9
- ゲストOS:Windows XP
- IME:Google 日本語入力
MacOS, Windowsは他のバージョンでもOKと思う。
(※追記(2014/3):Windows 8 でも同じようにできました。)
仮想マシンは、Parallels以外に、VMWareでもOKのはず。
IMEはGoogleでなくてもたぶん同様の設定ができる。
手順
(1) Karabinerをインストール
ここからKarabinerをインストールして、起動する。メニューバーから[Preference]を選択し、設定画面を開く。
[Change Key]タブの [For Japanese]→[左右のコマンドキーを「英数/かな」としても使う] →[コマンドキーの動作を優先モード]にチェックを入れる。
これで以下のようになる。この時点で私はとても感動しました。ありがとうKarabiner。
- 左コマンドキーを単独で押すと[英数]
- 右コマンドキーを単独で押すと[かな]
- 左右コマンドキーと他のキーを同時に押すと、コマンドキーとして機能
ところが、どういうわけか、うまくいかない。Windows上で英語キーボードを使っていることになっているので、[無変換][かな]キーは存在しないことにされているのかもしれない。そこで、Parallelsを利用しているときだけ、Windowsであまり使わなさそうなキーの組み合わせに、IMEのON/OFFを割り当てることにする。
(2) private.xmlの設定
Karabinerは非常に柔軟な設定ができる。マニュアルはこちら(英文)。
(1)と同様にメニューバーから[Preference]を選択して設定画面を開き、
[Misc&Uninstall]タブにあるボタンからprivate.xmlを開く。
(このボタンが無い場合は、KeyRemap4MacBookを最新版に更新)
private.xmlを開き、<root>と</root>の間に、以下を記入する。
<item>
<name>追加</name>
<item>
<name>左右のコマンドキー(⌘)を「英数/かな」としても使う</name>
<appendix>(左/右コマンドキーの空打ちで「英数/かな」)</appendix>
<appendix>(コマンドキーを押している間に他のキーを打つと通常のコマンドキーとして動作)</appendix>
<identifier>remap.jis_command2eisuukana_prefer_command_notvirtualmachine</identifier>
<not>VIRTUALMACHINE</not>
<autogen>__KeyOverlaidModifier__ KeyCode::COMMAND_L,
KeyCode::COMMAND_L, KeyCode::JIS_EISUU</autogen>
<autogen>__KeyOverlaidModifier__ KeyCode::COMMAND_R,
KeyCode::COMMAND_R, KeyCode::JIS_KANA</autogen>
</item>
<item>
<name>左右のコマンドキー(⌘)をVirtualMachineでも「英数/かな」として使う</name>
<appendix>(VirtualMachine上で左/右コマンドキーを空打ちすると[Ctrl+Shift+F11/F12])</appendix>
<appendix>(コマンドキーを押している間に他のキーを打つと通常のコマンドキーを送信)</appendix>
<appendix>(Parallelsのデフォルト設定では同時押しのコマンドキーは[Ctrl]と解釈される)</appendix>
<identifier>remap.jis_command2eisuukana_prefer_command_virtualmachine</identifier>
<only>VIRTUALMACHINE</only>
<autogen>__KeyOverlaidModifier__ KeyCode::COMMAND_L,
KeyCode::COMMAND_L, KeyCode::F11, ModifierFlag::CONTROL_L | ModifierFlag::SHIFT_L</autogen>
<autogen>__KeyOverlaidModifier__ KeyCode::COMMAND_R,
KeyCode::COMMAND_R, KeyCode::F12, ModifierFlag::CONTROL_L | ModifierFlag::SHIFT_L</autogen>
</item>
</item>
private.xmlを保存して、[Reload XML]を押すと、[追加]という項目が増える。
[追加]の下の2項目にチェックを入れる。
手順(1)で紹介した[For Japanese]以下のチェックは外す。
すると、Mac上では先述の「左右のコマンドキーを「英数/かな」としても使う」の挙動を保ちつつ、Parallels等のバーチャルマシン上では、以下のように動作するようになる。
- 左コマンドキーを単独で押すと[Ctrl]+[Shift]+[F11]
- 右コマンドキーを単独で押すと[Ctrl]+[Shift]+[F12]
- 左右コマンドキーと他のキーを同時に押すと、コマンドキーとして機能
(3) Google 日本語入力の設定
あとはWindowsのIMEの設定で、[Ctrl]+[Shift]+[F11]/[F12]にIMEのON/OFFを割り当てればOK。
Google 日本語入力の場合、
タスクトレイのスパナの印をクリックして[プロパティ]を押す等で設定画面を開く。
[一般]タブ→[キー設定]の[編集]ボタンを押して、キー設定画面を開く。
左下[編集]→[エントリの追加]で新しいキー入力設定が追加できるので、
以下を追加する。
これで完了。
エディタ等を一度終了して開き直せば、
- 左コマンドキーを単独で押すと英数入力(IME Off)
- 右コマンドキーを単独で押すとかな入力(IME On)
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