MINIMALIGHT の財布を使い始めた。グレーの革。使ってるとちょっと茶色っぽくなるのだろうか。楽しみ。
小さい財布が好きで、いろいろ探して、いくつか使ってきた。カード3〜4枚、お札数枚、コインは最大15枚。鍵は小銭入れに入れるが、玄関はスマートロックを付けたので、ふだんは取り出さない。以前はハトメに細紐で取り付けていた。外出時はこの財布だけ持って出る、といいつつ、最近はついつい携帯電話だけ持って財布を忘れて出てしまう。
前の財布は abrAsus の「小さい財布」で、たしか3年くらい使った。
質感もよく、気に入っているのだけど、自分にとって難点があった。
ひとつは、お札が破れること。「小さい財布」は、領収書とか詰め込みすぎるとお札が下まで入らなくて、お札の上端がスナップに当たって穴が空くことがある。
もうひとつは、カードが落ちること。「小さい財布」は、カードの取り出し口が外側を向いていて覆いがないので、カードが束ごと全部落ちることがある。カードの枚数を減らしたときや、カードを1枚使っている途中とかに起きる。使ってる本人が不注意なだけだけれど、カード免許証まとめて失うのはできれば避けたい。
新しい財布では、この問題が解消されている。abrAsus のに比べると、革自体がやや薄いのがいい。とくに内側になるところが薄くしてある。
微妙なのは、外側にジッパーが付いているところ。引き金具が外側にあるとチャカチャカする。外側はツルッとしてるほうがいい。小銭入れをよく使う人にはよさそうだけど、キャッシュレス化とスマートロックのおかげで、ほとんど使わなくなったので、小銭入れは一応ありますぐらいでいい。
いまの理想は、MINIMALIGHT の形で、小銭入れだけ内側にあるもの。写真の、下向き三角の左側の辺の内側に小銭入れがあるといい。少し厚くなるのは許容。あー作ってみたい。でもこれは作者の方もきっと検討された形だと思うので、何かしらあるんだろうな。
海外旅行用の財布は、JIBのもの。2代目。前のは15年ぐらい保った。残布で作っているとかで、最近は値段が変わっていると思うけれど、以前はとんでもなく安かった。
特別なものではない。L字型でファスナーで止めるタイプで、まんなかに小銭、左と右に2つ折りにしたお札とカードを入れて使う。お札の枚数が多いときは、高額紙幣と低額紙幣を分けて折って手持ちを把握しやすくする。米国なら1,5,10ドルと20,50,100ドルといったように。
ディテールがないのが旅行向きで、たとえばコインロッカーの鍵、入場券など、ふだんとは違う形のものもどんどん入れて、失くしたくないモノへの注意を一極集中することができる。パンパンにすれば量も結構入る。紙幣の枚数が多い国でもそこそこ戦える(ウズベキスタンは無理だった)。そして軽い。18g。財布のジッパー取付部の穴にストラップを通して、ウォレットチェーンをつけている。
小さな財布に執着していたら、財布はどんどん小さくして大丈夫な世の中になってきて、ありがたいことである。